たっぷりのバターでつくる「しっとりやわらか」シナモンロール

シナモンロールアイキャッチ2

シナモンロール

シナモンロールは、スウェーデン発祥のパンです。

スウェーデン語では、Kanelbulle(カネルブッレ)と言います。(カネルはシナモン、ブッレはパンという意味です。)
スウェーデンではとても頻繁に食べられているパンです。
なので、同じスウェーデン発祥のIKEAで売られていたりしますね。

今回ご紹介するのは、卵と牛乳とたっぷりのバターでつくるシナモンロールです。

冷蔵発酵させなければならないので少し時間がかかりますが、その分、しっとりとして柔らかい、美味しいシナモンロールになっていると思います。

中につかうフィリングは、溶かしバターをつかう方法もありますが、今回は隠し味にもなる、「混ぜるだけで簡単に出来る”ローマジパン”」を使いました。

最後の仕上げは、シンプルにアイシングにしました。
アイシング以外には、クリームチーズなんかもおいしいと思います。

少し手間のかかるシナモンロールですが、パンをつくる人にとって一度は挑戦してみたいパンかなと思います。
この機会に是非つくってみてください。

YouTubeでも紹介しています。是非ご覧ください。

ローマジパンとは

生地の中に「ローマジパン」というクリームを塗りました。
ローマジパンとは、マジパンローマッセとも呼ばれ、基本的には砂糖が1/3以下で2/3がアーモンドと水分で作られたものを言います。
ケーキ生地の仕込みに使われたり、フィリングに使われたりします。

材料(6個分)

生地

  • 春よ恋・・・150g(100%)
  • きび砂糖・・・18g(12%)
  • 全卵・・・75g(50%)
  • 牛乳・・・42g(28%)
  • 塩・・・3g(2%)
  • インスタントドライイースト・・・1.5g(1%)
  • バター・・・75g(50%)

    *( )内はベーカーズ%を表しています。

ローマジパン

  • アーモンドパウダー・・・36g
  • 粉砂糖・・・18g
  • 卵白・・・25g

シナモンシュガー

  • シナモン・・・2g
  • きび砂糖・・・15g

アイシング

  • 粉砂糖・・・100g
  • 水・・・16g

下準備

・マフィン型にバターを塗っておく。
・二次発酵が終わる時間に合わせて、オーブンをプレートごと200℃に予熱しておく。

使用する道具

・マフィン型
・めん棒
・泡立て器

作り方

1.オートリーズ:ボウルに春よ恋(国産強力粉)、きび砂糖、全卵、牛乳を入れ、ヘラを使って粉気がなくなるまで混ぜる。
乾燥しないようにラップまたは濡れ布巾をかけ、常温で30分〜1時間ほど休ませる。
この間にバターを計量し、薄くスライスして冷蔵庫で冷やしておく。

2.こねる:オートリーズの時間をとった後の生地に、塩とイーストを加え、手を使って混ぜる。混ざったら台の上に出して、15分ほどこねる。
生地がつながってひとまとまりになり、弾力と伸びが出てきたところでバターを細かくちぎって加える。
手のひらでバターを練り込みながら、さらに15分ほどこねる。

生地の表面が滑らかになり、生地にしっかりと弾力と伸びが出てきたところで生地の膜を見て、生地の出来を確かめる。
生地を薄く広げて膜を作り、指の腹が透けて見えるくらいまで、膜が破けずに広げられるようなら完成。

ポイント:生地にバターを加えるときに、バターの硬さを指で強めに押してつぶれるくらいの硬さに調整しておく。(硬すぎる場合は、少し早めに冷蔵庫から出しておく。)

・「パン作りにおけるバター」に関しては、こちらで詳しく解説しています。
バターパン作りの【バター】のなぜ

シナモンロールグルテン膜
こね終わりのグルテン膜の状態

3.一次発酵:生地を張らせるようにして丸め、ボウルに入れる。
乾燥しないようにラップまたは濡れ布巾をかける。
オーブンに発酵機能があれば30℃に設定して、もしくは部屋の暖かい場所に置いて、60分発酵させる。

ポイント:部屋の暖かい場所で発酵させる場合は、温度計で温度を計り、発酵の時間を調節しましょう。

4.パンチ:くっつかないように生地と台にかるく粉をふる。
生地の表面(きれいな面)が下になるように台の上に出す。
手にもしっかりと粉をつけ、生地を押すようにしっかりとつぶしてガスを抜く。
広がった生地を、まず左右に3つ折りにする。その後さらに上下に3つ折りにする。
生地の表面を上にしてボウルにもどし、生地にラップをピッタリとくっつける。
冷蔵庫で10〜15時間ほど発酵させる。(10〜15時間の間であれば大丈夫です。)
冷蔵発酵の途中、2〜3時間経ったあたりで、ビニールの上から生地をつぶして、生地のガスを抜く。

ポイント:冷蔵庫で生地を冷やす場合は、生地が乾燥してかぴかぴにならないように、生地にラップをピッタリとくっつける。

シナモンロールパンチ左右
まず左右に3つ折りにする
シナモンロールパンチ後
パンチ後の状態
シナモンロールラップ
ラップをピッタリとくっつけて冷やす

5.丸め:冷蔵庫から取り出した生地を、粉をふった台の上に出し、表面を張らせるようにして丸める。
ラップで包み、冷蔵庫で30分ほど休ませる。

シナモンロール丸め
丸めてラップで包み、冷蔵する

6.フィリングを作る:生地を休ませている間にローマジパンとシナモンシュガーを作ります。(シナモンシュガーは分量の”シナモン”と”きび砂糖”を混ぜ合わせるだけです。)

ローマジパンの作り方

1.分量のアーモンドプードルと粉砂糖を合わせてふるう。
2.卵白を少しづつ加えていき、そのつど泡立て器を使って混ぜる。

ポイント:ローマジパンに加える卵白は、表記してある分量全てを入れる必要はありません。硬さをみながら少しずつ混ぜていきます。

シナモンロールローマジパン
ローマジパンを作る

7.成型
①生地を作業台に出し、手のひらで押さえて平らにする。
②生地の中央から向こう側へ向かってめん棒をかける。
③次に中央から手前に向かってめん棒をかける。
④左右に対しても同様にしてめん棒をかける。
⑤これを繰り返し、27㎝四方の正方形になるように薄くのばす。
(四隅が丸くなってきたら、生地の中央から斜めの方向にめん棒をかけて角を出し、なるべく四角くなるようにする。)

ポイント:できるだけ手早くのばす。もし生地がやわらかくなってきたら、冷蔵庫や冷凍庫に入れて一度冷やす。

⑥手前の端から2㎝の部分を残して、ローマジパンを塗り広げる。
⑦ローマジパンの上からシナモンシュガーを全体にふりかける。全体にまんべんなくなるように、手を使ってのばす。
⑧向こう側から手前に向かってきつくなりすぎないように巻いていく。
⑨トレイなどにのせ、冷凍庫で15分ほど冷やす。
⑩冷凍庫から出した生地を包丁を使って6等分に切り分ける。バターを塗ったマフィン型に入れる。

シナモンロールのばし
27㎝四方にのばす
シナモンロールローマジパン塗る
手前2㎝を残してローマジパン塗る
シナモンロールシナモンシュガー
シナモンシュガーを全体にまぶす
シナモンロール巻く
向こう側から巻く
シナモンロール巻き終わり
トレイにのせて冷やす
シナモンロール型入れ
6等分にして、型に入れる

8.二次発酵:オーブンの発酵機能を30℃に設定し、もしくは暖かい場所に置き、75分発酵させる。

二次発酵後のようす

9.焼成:プレートごと200℃に予熱したオーブンに入れ、14分焼く。
焼きムラを防ぐため、途中12分ほど経ったところで型の向きを反転する。

シナモンロール焼き上がり
焼き上がりのようす

10.仕上げ:焼き上がったパンを型から取り出し、粗熱をとる。
この間にパンの上にかけるアイシングを作る。分量の粉砂糖に水を加え、ヘラを使ってだまにならないよう気をつけながらよく混ぜる。
粗熱がとれたら、スプーンを使ってアイシングをかける。(アイシングは無理に塗り広げなくても、自然に広がっていきます。)
アイシングが乾燥して固まったら出来上がり。

シナモンロールアイシング
アイシングをかける
シナモンロール出来上がり
出来上がりのようす
シナモンロール断面
断面のようす

以上がシナモンロールの作り方になります。

最後までお読みいただきありがとうございました。

使用した材料・器具


春よ恋 / 1kg

カップ印 きび砂糖 / 750g

シママース / 1kg

サフ(赤)インスタントドライイースト / 125g

明治 発酵バター(食塩不使用) / 450g

皮無アーモンドパウダー / 100g

粉砂糖 / 400g

シナモン(パウダー) / 50g

ベイクウェアーマフィンケーキパン / 1枚

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